御銘茶｜美杉茶

「お茶は見た目の茶葉の色や艶ではなく、『味』の総合評価が必要だ。それは茶樹の周りにいる虫や雑草と呼ばれる小さな草花たちがお茶の芽（新芽）にもたらすものだ。自然が茶葉に複雑な味を加え、美味しいお茶を作っていくのだ。」という考えのもと、農薬を使わず、雑草や虫を取らず、堆肥を米糠だけにする栽培をしています。米糠を取る米も、余分な堆肥を入れずに育てています。田んぼには毎年おたまじゃくしがいっぱい育っています。

　堆肥を与えると植物は大きく育ちますが、それを目当てに余分な草が生え、害虫がやってきます。肥やしを極力抑えれば雑草も生えず虫もよってきません。品種改良で生産性の上がる植物を作っても、その植物はこの大地に合っているのでしょうか。より自然に、昔からこの地に適したお茶が、この土地のめぐみを十分に吸って育てば、安全においしいお茶ができる、痩せ気味に育てることが美味しく安全なものができると考えています。

　茶葉は霧が出る山あいが適しています。寒さも暑さも適度な三重県は県全体が茶葉の生産に向いています。 美杉は上流に大きな集落がないので、清流で育てることができます。

【おいしいお茶のいれ方】

1．急須に茶葉を入れる。１人分大さじ１（多めがオススメ）

2．沸騰して少し冷ましたお湯を急須にそそぐ。熱湯でもOK。熱湯だと苦みが出ます。お好みで！

3．ふたをして20～40秒待つ

4．最後の一滴まで注ぎきる。２煎目も楽しめます！

 夏は

 

水１リットル茶葉大さじ２～３いれて冷蔵庫で一晩置けば

水出し緑茶の出来上がり！

＊このお茶は春に摘んだ茶葉を冷凍保存しています。余った茶葉はご家庭の冷凍庫で保存すると、最後まで美味しくたのしめます。