月子の「もうすぐ満月ですよ」月うさぎ
月子の「もうすぐ満月ですよ」
月に一度、満月の頃に、季節のお話や暮らしのこと、心身のことなどお届けします。
月うさぎ
澄んだ空気の秋は、お月様がことさら清らかに輝いて見える季節ですね。
満月を見上げれば、お餅をついている月うさぎの模様がくっきりと…。
小さな頃に祖母から教わった月うさぎ、いくつになってもそれは変わらないイメージでした。
ところがベトナムに住む友人から、「こちらでは、月の模様は“木の下で休む男性の姿”と言われてるよ」という話に、ちょっと驚きました。
国によって月の見える面が違うのかしらと思いましたが、調べてみると地球上のどの国から見ても見える面は同じなのだそう。
ただ北半球では月は東から昇って南の空を通り西に沈むように見え、
南半球では月は東から昇って北の空を通り西に沈むように見えるので、左右が反対ですね。 そして,見える模様の傾きも上下反対になってしまいます。
ちょっとややこしいですが、これが模様の捉え方の違いを生んでいる一つの要因のようです。
各国で言われている月の模様についてご紹介すると……
中国・薬草を挽くうさぎ、中国・ヒキガエルの頭と前足、韓国・餅をつくうさぎ、モンゴル・犬、インドネシア・編み物をしている女性、インド・ワニ、オーストアリア・男性が灯りを点けたり消したりしている、カナダの先住民・バケツを運ぶ少女、中南米・ロバ、北ヨーロッパ・本を読むおばあさん、南ヨーロッパ・大きなハサミのカニ、東ヨーロッパ・女性の横顔、アラビア・吠えているライオン、ドイツ・薪を担ぐ男など、実に多彩で楽しいですね。お国柄、文化の違いも少し垣間見えるような気もします。
きっとそれぞれに模様に見えるものを主人公にした物語があり、お月様を見上げながら、子供たちに語り継がれているのでしょうね。
各国の月の模様の多彩なイマジネーションを知ってお月様を見上げてみると、
小さな頃からあれほど月うさぎにしか思えなかった模様が、なんだか魔法が解けたように、違った模様にも見えてきました。他の人にも尋ねてみたくなりました。
でも、これからも基本は月うさぎ。お米の国の日本、ぺったんぺったんお餅をつく白いうさぎがとってもお似合いです。お月様を見上げて、今月は秋の稲穂の実りにも、感謝したいなと思います。
お肌の調子はいかがですか。
秋の深まりとともに気温も湿度も低下すると、お肌の血行が悪くなりがちです。これまでより少しマッサージを意識して、お肌の血行促進をしてあげましょう。マッサージには、やはり「月子 多機能満月ジェル」。スルスル、くるくるとマッサージしやすく、潤いを届けてくれます。お風呂上がりやホットタオルでお肌を蒸らした後に行うと、もっと効果的です。
手指を温めてから行うと、さらに気持ちいいですよ。