月子の「もうすぐ満月ですよ」満月とソフトクリーム
月に一度、満月の頃に、季節のお話や暮らしのこと、心身のことなどお届けします。
満月とソフトクリーム
なんとなくモヤモヤしたり、あれこれ考えてしまう時には、牧場に出かけることにしています。広々とした牧場を見晴らし、牛たちがのんびりと草を食んだり、休んだり、まるで「シアワセダ~」と言っているかのように、「モウ~」と鳴いている姿を眺めていると、いつしか気持ちが穏やかになっていくのを感じることができるから…。
そして牧場の上に広がる大きな大きな空は、季節によって、天気によって、実に多彩な表情を楽しませてくれます。印象派の絵画のようだったり、アニメーション映画で見たシーンのようだったり、雲の図鑑のようだったり…。ちょっと感動。
そんな空を眺めて過ごすのは、なんて贅沢な時間でしょう。
栃木県は生乳生産量が本州一、とされている酪農王国です。
中でも那須には多くの牧場が点在。搾りたての牛乳や乳牛の品種の違いなど、こだわりの牛乳がたくさんあります。さらにはイベントが開催されたり、動物とふれあえたり、ヨーグルトやチーズなどの酪農製品が楽しめるショップやレストランが充実している観光牧場もあります。
気持ちが晴れ晴れとなれば、食欲もアップ。というわけで、牧場に行くと食べずにはいられないのが、やっぱりソフトクリームです。
搾りたての牛乳を使ったソフトクリームは、牛乳の風味の違い、レシピのこだわりなど、牧場ごとに個性があって食べ比べも楽しいんです。「私はAのソフトクリームが好き」「私はBがおすすめ」なんていう会話は、那須ではよく交わされています。
那須の美味しい牛乳を使ったソフトクリームは、道の駅や観光施設、カフェやスイーツ店などでも楽しめ、大人気。那須自慢の一つです。
統計によれば気温が30度以上になると、アイスクリームやソフトクリームよりシャーベットなどの氷菓が人気になるのだそうですが、那須の夏は30度を超える日は少なく、高原に行けば8月でも最高気温は25~26度というのも、那須のソフトクリームの味力をさらに際立たせているポイント、かもしれません。
今月の満月は7月3日ですが、実は7月3日は「ソフトクリームの日」。1951年の7月3日に、明治神宮外苑で行われた米軍主催のカーニバルの模擬店で、日本初のコーンスタイルのソフトクリームが販売されたから、だそうです。
今年は、満月を愛でながらソフトクリームを食べる日、にしたいと思います。
お肌の調子はいかがですか。
今年の夏の気温は、平年より高いところが多くなる見込みだそうです。暑いと顔にも汗をかきますが、お肌の保湿のためにはこまめに拭くことが大切。汗が蒸発する際の気化熱で、肌の水分を奪ってしまうからです。時には冷やしたおしぼりなどで、火照りを抑えることもおすすめです。