月子の「もうすぐ満月ですよ」和薄荷のこと
月子の「もうすぐ満月ですよ」
月に一度、満月の頃に、季節のお話や暮らしのこと、心身のことなどお届けします。
和薄荷のこと
ご縁があって岡山から、和薄荷の太くて元気な根がやってきました。
所々に芽吹いたその根をポットやプランターに植えて苗を作り、神土の畑に植えました。
今年の厳しい天候にも負けず、順調に育っています。
和薄荷は、日本の在来種を品種改良したもので、西洋薄荷と比べるとメントール成分が多く、明治30年代には北海道で北見を中心に栽培が行われるようになりましたが、戦後のピーク時には世界の薄荷市場の9割に達したこともあるそうです。
そして岡山の和薄荷栽培は、なんと江戸時代から。昭和11年には倉敷市に日本で2カ所しかない薄荷の試験場もでき、当時は北海道に次ぐ生産量を誇っていたそうです。
ところがブラジルや中国産の薄荷、合成薄荷の開発などで、日本の薄荷産業は衰退…。
現在、岡山では試験場で品種改良した和薄荷を「倉敷薄荷」として、様々な製品にブランド展開し、和薄荷の復興を図っています。
岡山から届いた和薄荷は西洋薄荷と比べるとメントール成分が多く、しかも甘さを含んだまろやかな香り、清涼感があるのが特長との説明でした。
畑で葉っぱを手でさわって匂いを嗅いでみると、確かに柔らかなやさしい爽やかさ。
気持ちが、ふっと軽やかになっていきます…。
薄荷にはリラックス効果はもちろん、健胃、鎮痛、抗菌・消臭などの作用もあります。
だから世界中で古くから薬草として利用されてきたのですね。
摘みたての葉で薄荷ティーを…。その香りと爽やかな美味しさ、きれいな色も格別です。
今年の残暑も厳しいとの予報。
たくさん収穫したら浴槽にバサっと入れてのバスタイムもいいですね。
さぞやスッ〜と癒されるだろうな、と想像しています。
そして和薄荷が那須を、この畑を気に入ってくれて、たくさん収穫ができるようになったなら、月子愛用者の方にもお裾分けでいたらといいのになあともーー。
薄荷ティーをいただきながら爽やかに気持ちが弾んで、想いは膨らむばかりです。
和薄荷の花は、夏から秋にかけて、白く小さな花が茎の周囲に輪になって咲きます。
蕾はまだですが、花が咲いて、蝶や蜜蜂たちが幸せそうに飛んで来る日を楽しみにしている、今日この頃です。
お肌の調子はいかがですか。
夏の日差しのダメージを受けているのは、顔だけではありません。首や手足、足の甲などが、日焼けしたりゴワついたりしていませんか。
月子の満月化粧水は全身化粧水。お風呂上がりなどに、顔以外にもたっぷりと重ねつけをして水分補給を。そして美容液満月マスクは、滴るほどに美容液が染み込ませてあります。袋に残っている美容液も余すところなく、全身に使ってください。パック後のマスクで、首や手足をパッティングするのもおすすめです。しっかりと全身の水分補給をすることで、疲れの癒され方も違ってきます。
残暑はまだまだこれから。全身のお肌の調子、チェックしてみてください。