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記事: 月子の「もうすぐ満月ですよ」はじめの一歩

月子の「もうすぐ満月ですよ」はじめの一歩

月子の「もうすぐ満月ですよ」はじめの一歩

月に一度、満月の頃に、季節のお話や暮らしのこと、心身のことなどお届けします。

 

はじめの一歩

 毎年のことですが、4月は新入学や新入社の話題など、毎日の暮らしの中に「はじめの一歩」を感じる頃だなあと、山にふんわりと色を添える山桜を見ながら思います。

そして419日は『地図の日』です。本格的な日本地図を作成しようと伊能忠敬が蝦夷地に向けて測量の旅に出た、まさに「はじめの一歩」を踏み出した日。その符号にちょっと楽しくなりました。


実は伊能忠敬は天文学を学んでいて、最初の旅の目的は「星の観測」。星の観測をしながら長い距離を歩くことで地球の大きさを知り「正確な暦を作りたい」と、天文学の師である高橋至時と話したことからだったとか。

幕府からは「調査費用は自費」「蝦夷地の地図を作成すること」の条件付きで、旅が許可され、そのことが結果として本格的な日本地図の作成に結びついた。伊能忠敬は地形だけでなく、夜空を見上げ観測しながら旅をしていたのだなあと思うと、なおさらにロマンを感じるお話ですよね。


月の地図(地形図)もあります。なんとヨーロッパでは1718世紀に盛んに作成されていて、その理由は「月に生物が住んでいる」と考えられていたから。地図上にこの先龍が住むなどと記され、先端科学であり、ファンタジーでもあったのですね。

ちなみにアポロ11号が着陸したのは、静かの海と命名されていた地でした。

https://gisstar.gsi.go.jp/selene/kaguyacesium/kaguya3Dpl-v6.html

アメリカの会社により「月の土地」の販売ビジネスも行われています。1エイカー(約1200坪)あたり3000円、とお手頃なこともあってプレゼントとして人気があり、600万人以上が購入しているそうです。その中には元大統領、ハリウッド俳優のお名前もーー。

もちろん架空ビジネスだとわかった上でのお話。月を見上げ、あそこに私の土地があるのだと思うだけで、宇宙を旅する気分。おおらかで穏やかな気持ちになれる気がします。やはりファンタジーですよね。


春ならではの朧月は、こうした月をめぐるファンタジーがとても似合う気がします。

 

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