月子の「もうすぐ満月ですよ」夏野菜で健やかに
月に一度、満月の頃に、季節のお話や暮らしのこと、心身のことなどお届けします。
夏野菜で健やかに
今年は、バジルが元気にすくすく育って豊作になりました。サラダに摘みたてのバジルをちぎって加えたり、ドレッシングに使ったり、毎日そのフレッシュな香りを贅沢に楽しんでいます。本当に、美味しい!ジェノベーゼソースにも作らなくっちゃ、と思っているところです。
よく暑い夏を元気に乗り切る食べ物として、スタミナ源となるステーキや焼肉、鰻などが注目されますね。もちろんどれも大好きですが、私は夏の日差しをいっぱい浴びて育った野菜の方が、夏を元気に乗り切るポイントが高いように感じます。
夏野菜のビタミンCやビタミンA、カリウム、カルシウム、鉄分、食物繊維などが、暑さに負けないように整えてくれるイメージです。食欲のないときにも野菜料理なら食べられる、ということもありますよね。
那須の生産物直売所には、採れたての夏野菜がどっさり。まだあまり馴染みのない、皮ごと生でも食べられるカボチャ“コリンキー”も那須では定番。サラダも美味しいですが、炒めたりグラタンにしたり、天ぷらにしても美味しい。
やはりカボチャの仲間のズッキーニも大好きな夏野菜。焼いたり炒めたりするだけでなく、生のままサラダにするのも好き。スライスして白だしベースのつけ汁に漬けたお浸しは、食欲のない日にもご飯が進みます。
このほか直売所には、トマトやきゅうり、玉ねぎ、じゃがいも、なす、ピーマン、パプリカなどなど。採れたて野菜が色とりどりに並んで、見ているだけでも元気をいただく気がします。
今年はピクルスもよく作っています。手軽にピクルス液が作れる調合酢が色々出回っているので、気軽に始められました。野菜によってはベースの調合酢にさらに違ったビネガーやハチミツ、昆布、白出汁を加えたり、ハーブやスパイスを入れることもあります。
ピクルスは作ってから冷蔵なら1カ月くらいはシャキシャキ歯応えもよく、美味しくいただけます。和洋中、どんな食卓にも馴染んですぐに一品!というのも助かります。そして酸味は暑さ対策、疲労回復にもいいので、夏にはぴったりです。
今年の野菜は、早く暑くなった影響で大きいサイズのものが多くなる野菜、逆に生育が悪く、収穫量激減の野菜などがあるそうです。上手に楽しみたいですね。
そういえば我が家のじゃがいも、今年はいつになく健やかできれいな花を咲かせてくれました。掘り立ての新じゃがをいただく日が待ち遠しいです…。
そして神土のヘチマは7月3日に、定植が無事に終わりました。ヘチマたちは今年の夏をどう感じているのかなあ。すくすく育ってエネルギーいっぱいに実りますように。
お肌の調子はいかがですか。
日焼け止めを塗るときには、十分な保湿が大切です。なぜなら乾燥した肌は皮脂分泌が過剰になりやすく、過剰な皮脂が日焼け止めやメイクの“皮脂崩れ”を起こしてしまうから。たっぷりの化粧水やジェル・乳液などをつけてから、日焼け止めをつけるようにしましょう。