月子の「もうすぐ満月ですよ」月の季節
月に一度、満月の頃に、季節のお話や暮らしのこと、心身のことなどお届けします。
月の季節
今月は29日が満月です。そして明け方に部分日食が起こり、日本全国で見られるとのこと。
中でも小笠原諸島では、月が欠けたまま沈む「月出帯食・げっしゅつたいしょく」になるそうです。時間は約4時34分から約5時54分。早起きして西の空を眺めてみなくては…、ですね。
そしてそろそろ2024年の手帳やカレンダーが、店頭やショッピングサイトに並んでいますが、
年々、月相(月の満ち欠け)を記したものが多くなっています。
月食など、様々な月にまつわる情報や季節の話題が紹介されていたり、月の満ち欠けだけのシンプルで美しいデザインのものも。毎年、1つは月のカレンダーを買い求めていますが、どれにしようか…選ぶのが悩ましいったらありません。
まずは、金色の箔押しで月相だけをデザインした卓上カレンダーに一目惚れ。早々に買い求めました。眺めているだけで、なんだか幸せです。
こうした月相のカレンダーが人気になる理由の一つは、月の巡りのリズムが自然や私たちの心身の状態と関係していることが、現代においてあらためて広く知られるようになったから。
肌のお手入れにおいても、「満月化粧水 月子」が誕生した頃にはあまり目にしなかった、月の巡りに着目した“月美容”という言葉が使われるようになりました。そして多くのコスメ会社のお手入れ法に取り入れられたり、雑誌や美容サイトなどで紹介されています。
月相のカレンダーを見ながら、そしてその月相に合ったお手入れガイド などを参考に、月美容を楽しみましょう。
さて、月は春夏秋冬、いつでも同じように巡っていますが、歳時記では「月」は秋の季語。歳時記には、「月のさやけさ、清々しさは秋に極まるので、単に月と言えば“秋の月”を指す」と説明されています。好きな月の俳句からーーー。
森を出て花嫁来るよ月の道 川端茅舎
遥かにも彼方にありて月の海 中村草田男
柚子の間に三日月一箇秘めにけり 加藤楸邨
月蝕の話などして星の妻 正岡子規
俳句がブームになっていますね。時には月を見ながら、月美容を行いながら五七五。今宵の想いを一句詠んでみませんか。
お肌の調子はいかがですか。
お肌のお手入れをする際にリラックスできる音楽を聴くと、肌のキレイがアップする!という説があります。ニキビケアにはモーツァルト、というお話も…。今年の過酷な夏、秋の乾燥により肌のダメージは大きくなっています。リラックスできる音楽でスキンケア、はじめてみませんか。