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記事: 月子の「もうすぐ満月ですよ」月の本を見返しながら

月子の「もうすぐ満月ですよ」月の本を見返しながら

月子の「もうすぐ満月ですよ」月の本を見返しながら

月に一度、満月の頃に、季節のお話や暮らしのこと、心身のことなどお届けします。

 

月の本を見返しながら

 

友人に『満月珈琲店の星詠み』、という小説を勧められました。

満月の夜にだけ開く不思議な珈琲店。優しい猫のマスターと星遣いの猫たちが、極上のスイーツと占星術で、人生に迷える人々をおもてなしするというファンタジックなストーリー。

 

月夜の美しいイラストがとても魅力的な表紙ですが、実はこの表紙を飾っている桜田千尋さんのイラストに、作家の望月麻衣がインスパイアされて書き下ろしていったシリーズなのだそうです。図書館から借り出して読み耽りました。しみじみと癒されるいい時間でした。


そういえば我が家の本棚にも「月」がキーワードになっている本が、何冊もあります。

お気に入りはミヒャエル・エンデの『満月の夜の伝説』、人間について色々と思い巡らせる大人の絵本です。そして『月にミルクをとりにいったねこ』(アルフレッド・スメードベイル作)は可愛くて大好きな絵本です。

月に関する逸話や神話が紹介されている『物語のある月の図鑑』(三才ブックス)、科学的なお話が紹介されている『世界でいちばん素敵な 月の教室』(三才ブックス)などもーー。

そして最近、タイトルが気になって取り寄せたのは、『満月の法則』(佐藤康行 著)。

誰もが満月のようにまんまるな存在で、もし自分に不足しているもの・欠けているものがあると思うことがあるなら、それは三日月のように影の部分に欠けたまんまるが隠れているだけーーというもの。初めから不足していたり欠けているものなどない、と捉えることから好転へと向かう『満月の法則』が解き明かされていきます。

全ては満月のようにまんまる、人生はハッピーエンドになるーーという自己啓発の本でした。


これらの本を見返しながら、月は凍月や朧月など季節の移ろいに寄り添い、様々な物語をつむぎ、詩歌に詠まれ、その存在が思考のわかりやすい指針にもなるのだなと感心しました。

月は地球の周りを回りながら、潮の満ち引きなどの自然現象はいうまでもなく、私たちの暮らしや感性までを豊かにしてくれているのですね。


そういえば今話題のドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』の中で、「月の光はね、希望を運んでくれるんだよ」と満月に手をかざすシーンがありました。印象的でした。

きっと真似をして満月を見ながら、手をかざしてみようかなと思った視聴者がたくさんいることだろうと思いました。そして私もその一人(笑)。

手をかざしながら、「自分もお月様のように、まんまるなんだって」と想像してみたら、希望がより膨らむのではないかと、ちょっと楽しみにしています。


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