月子の「もうすぐ満月ですよ」那須のうさぎ
月に一度、満月の頃に、季節のお話や暮らしのこと、心身のことなどお届けします。
那須のうさぎ
新年あけましておめでとうございます。
卯年になりましたね。卯年は、新たなことに向かう「契機の年」「飛躍の年」とされています。
Withコロナと言われるようになったこのタイミング、希望を持って進むにはぴったりな年のように思いませんか。世界情勢も気がかりな2023年ですが、卯年のエネルギーに明るい展開を信じたいと思います。
日本では、月の模様を“うさぎが餅つきをしている”と見立てることから、月とうさぎは切っても切れない間柄ですが、うさぎは那須の野山にも生息しています。雪原に点々とうさぎの足跡を見つけると、ぴょんぴょん跳ねていた姿を想像して、ちょっとぴょんぴょん嬉しくなります。
種類は日本固有の野うさぎで、雪の季節には耳の先を除き全身が白くなるトウホクノウサギと冬も全身茶色のままのキュウシュウノウサギが、那須では併存しているそうです。
そして那須にはうさぎとふれあえる施設があり、海外からの観光客からも人気なんですよ。
- 那須高原・南ヶ丘牧場「うさんぽ広場」
https://minamiga.sakura.ne.jp/play/
- 那須どうぶつ王国「ふれあいウサギ王国」
https://www.nasu-oukoku.com/blog/world/town/rabbit/
- 「ふれあいうさぎ広場」
https://www.nasu-oukoku.com/news/2022/10/open-2.html
お散歩させることができたり、なでたり抱っこできたり。その愛らしさに、子供も大人も癒され、やさしい笑顔になってしまいます…。
ちなみにこうした施設のうさぎは、アナウサギというヨーロッパ原産のうさぎを品種改良した飼育用のうさぎです。日本の野うさぎは、飼育することはできません。
西洋では、ウサギは子沢山であることから「豊穣」や「子孫繁栄」「生命力」のシンボルとなっていて、幸運のお守りともされています。4月の復活祭(春分の日以後の満月の後の最初の日曜日)では、復活・生命のシンボルである卵と共にうさぎもイースターを飾るモチーフとして親しまれていますね。
今年はどんな年にしようかな…。
まだ、ちょっとゆるゆる、気持ちが定まらないのだけれど、
今年最初の満月に浮かび上がるうさぎを見ながら、いろいろ考えてみたいなと思っています。
お肌の調子はいかがですか。
寒い季節。顔の血行が悪くなり、肌の新陳代謝も滞りがちになります。スチームや蒸しタオルで温めてからのお手入れがおすすめです。また、四白(しはく)という瞳の中央から親指一本分下にある浅いくぼみ、攅丈(さんちく)という眉頭にあるくぼみは、顔の血行を良くするツボです。中指の腹でやさしくゆっくり、各5回ほどツボ押ししてみましょう。
温めたり、ツボ押しで血行をよくすると、スキンケア化粧品のなじみがグンと良くなり、乾燥やたるみ、くすみなどの予防・改善が期待できます。