記事: 月子の「もうすぐ満月ですよ」『非電化工房』に行ってきました
月子の「もうすぐ満月ですよ」『非電化工房』に行ってきました
月に一度、満月の頃に、季節のお話や暮らしのこと、心身のことなどお届けします。
『非電化工房』に行ってきました
『自立力を磨く~お金と組織に依存しないで豊かに生きる~』(藤村靖之著 両立書房)を読んで大感激してから、ずっと訪れたいな…と思っていた『非電化工房』に、行ってきました。

那須町の緑豊かな里山の中に、工学博士である藤村靖之先生が発明・開発した非電化製品(非電化冷蔵庫・非電化住宅)を体感できるカフェや宿泊施設(B&B)があり、非電化工房ならではの有機農業や手仕事の場の見学会、セミナーやマルシェ開催など、心ときめく世界が広がっていました。

藤村先生の奥様にお出迎えいただき、施設をぐるっと見学させていただいた後、“非電化カフェ”へ。まるで童話の中に入り込んだような本当に愛らしい建物で、藤村先生がアフリカ南部に位置する小さな国 ジンバブエで、「ステキだ!」と思われた家を真似たとのこと。
屋根には杉皮を貼り、壁は厚さ60cmのワラと土、表面には漆喰が塗られています。そして床下は厚さ60cmのもみ殻で断熱。一年を通して非電化でも心地よい室温を保っているそうです。曲線と曲面からなる円やかな手触りのインテリアに、ほうっと心も体も和みます。そして驚いたことに、このステキ!な建物が計6回のワークショップで建設できたそうです。

“非電化カフェ”で、先生の開発した非電化コーヒー焙煎器による煎りたて・挽き立て・淹れたての美味しいコーヒーと人気の薬膳あんみつをいただきながら、非電化の世界が広がっていく明日を思い描く、なんとも心豊かな時間でした。

藤村先生のアトリエにもご案内いただいて、2時間ほどお話を伺うことができました。先生の穏やかな声、そして懐かしさと近未来が混在し共鳴し合うようなお話は、伺うほどに心朗らかな日々への道導のようでした。いくつかをご紹介します。
◎非電化冷蔵庫の開発はモンゴルでのこと。遊牧民が夏場は3日で羊肉が傷んでしまうことに胸を傷めていたことから、真夏でも4度以下をキープでき羊2頭分(当時 約3,000円)のコストで作れる、移動も可能な冷蔵庫を開発したお話。
――ちなみに何回か開催された“非電化冷蔵庫を作って持ち帰るワークショップ”は毎回、20人の定員がすぐに埋まり、文化系お母さん20人の時には、出来上がった時には全員が涙して、感動されたと、本では紹介されていましたーー
◎水の利権が絡む水田ではなく、休耕田や森林でも栽培できる陸稲の普及を図ろうと“オカボクラブ”を作った。メルマガのみの募集にも関わらず、会員急増中。今後は全国展開を計画中、というお話。
◎「お金がなければ幸せになれない」という文化から、「食べ物・エネルギー・水・家の修理」の4つを自分たち(穏やかなコミュニティ)で生み出し、お金への依存度を5分の1に下げる自律力が必要というお話。
◎古い価値観(権力・財力)から、自由でクリエイティブに誇り高く生きる場である非電化工房への意義を証明し続けているーーなどなどのお話も。
唱えていらっしゃる『自立力』とは、“自給力”(食べ物・住まい・エネルギー…を自分で愉しく作る力)、”自活力“(必要な現金は、仕事を作って愉しく稼ぐ力)、”仲間力“(仲間を作り、仲間と協力して愉しく生きる力)ということが、よくわかりました。

藤村先生は81歳。長年、アフリカやアジア諸国を中心に国内外で非電化をテーマに活動され、やがて「お金とエネルギーを使わなくても豊かに生きられる選択肢」を世に示す衝動に駆られ、62歳で那須に移住し、『非電化工房』を設立されたのだそうです。
那須で農家の方からヘチマ水を教えていただき、神土と出会い、多くのお仲間と月の巡りと連動しながら無農薬・無肥料でヘチマを育て、その恵みを満月化粧水として那須からお届けできているーー。そんな物語を紡いできたことの幸せを、先生のお話とともにしみじみとあらためて反芻せずにはいられませんでした。

お肌の調子はいかがですか。
健やかなお肌のためには、良質な睡眠は不可欠です。中でも成長ホルモンが多く分泌され肌が修復される入眠後最初の90分(深いノンレム睡眠)が大切。そのためにはリラックスできるように、睡眠前はスマホやPC操作を控える、部屋の照明を少し落とす、快適な寝具やパジャマ選びもポイントです。残暑でお肌の不調を感じたならお肌のお手入れにプラスして、ぜひ睡眠の質も注目してみてください。








