2022年3月 月子の「もうすぐ満月ですよ」野の花の花言葉
月子の「もうすぐ満月ですよ」
月に一度、満月の頃に、季節のお話や暮らしのこと、心身のことなどお届けします。
野の花の花言葉
風も大地もやわらかな肌ざわりになって、野山に、畑に、芽吹きの季節が始まりました。
日々、美しき百花繚乱に向かって目覚めていくエネルギーを感じます。
大地に眠っていた種の発芽には、太陽光の日差しが欠かせませんが、実は月光も大きな影響を及ぼすのだと、『月と農業』(ハイロ・レストレポ・リベラ著 農文協)にありました。
月光のやわらかな光は土に深く射し込んで、種子が病気に強く丈夫に育つのを誘引する使命を担っているともーー。日差しとともに、月光もこの春の目覚めには欠かせないものなのですね。そう思って月を眺めれば、体もやさしく照らされて、なんだか強く健やかになる気がします。
そして春の始まりには、月光を思わせる黄色の花が多いけれど、
それは黄色は虫に見えやすい色なので、早春から活動する花アブ類を誘引できるように。
また黄色のカロテノイドは、寒さにも退色しにくい色素だからなどの理由があるようです。
黄色い花といえば、那須に自生する地域がある福寿草、2018年から開催されている耕作放棄地や農閑期の圃場に菜の花を咲かせる「那須の菜の花プロジェクト」!
楽しみな春の花便りが続きます。
花言葉を調べてみました。
福寿草の花言葉は「幸せを招く」「永久の幸福」。菜の花「小さな幸せ」「快活な愛」「元気いっぱい」など。どちらもはハッピーな花言葉で、気持ちがさらに明るくなりました。
当たり前のことだけれど、野山の花にも花言葉があるーー。散歩中の花との出会いが、さらに喜びに、気づきに満ちてきます。
タンポポの花言葉は「愛の信託」「真心の愛」「別離」、すみれ「謙虚」「誠実」、ヨメナ「従順」、カタクリ「初恋」「寂しさに耐える」、スギナ「努力」「意外」「驚き」、そしてぺんぺん草「あなたに私の全てを捧げます」、ですって!この小さな花の情熱的な言葉に、ちょっとドキドキしたりして。
散歩中に出会った花の花言葉を調べてみることにしよう。
そして花を見て、月を見て。みんなが平和でありますようにと、唱えよう…。
お肌の調子はいかがですか。
花粉症の季節の真っ只中。お肌も花粉の影響を受けていませんか。花粉のせいでお肌がセンシティブになり、ひりひり、ちりちり。赤みをおびる、所々白く粉を拭くこともあります。帰宅後に花粉を洗い流すこと、バリア機能をアップさせるために保湿に気をつけること。そしてあくまで化粧水などをつけるときはやさしく、刺激を与えないようにそっとハンドプレスで労わるように。洗顔の際に、熱いお湯を使うことも刺激が強いので禁物です。タオルで拭く時もやさしくポンポンと水気を吸い取る感じで。上手にこの季節を乗り切りたいですね。