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記事: 月の巡りと、那須の大地から生まれるヘチマ水

月の巡りと、那須の大地から生まれるヘチマ水

ヘチマ水とは、ヘチマの茎を切り、根から吸い上げられた水を集めたものです。日本では古くから、暮らしの中の化粧水として親しまれてきました。

採水用の袋をつけたヘチマが並ぶ那須の畑

月子は、このヘチマ水を那須の畑で育て、秋の満月の日に採っています。この記事では、月子のヘチマ水がどう生まれ、どう採られているのかを、つくり手の言葉で紹介します。

那須で出会った、ヘチマ水の魅力

2001年、自然豊かな暮らしを求めて那須へ移住しました。そこで出会った地元の農家の方々のつややかな肌をきっかけに、日本に古くから伝わるヘチマ水に惹かれていきました。

那須の山を背に、耕運機で畑を耕すところ

2007年に初めてヘチマを植え、商品化に向けた取り組みを始めました。

  • 2008年:農商工連携事業・栃木県「食と農の新プロジェクト形成支援事業」に採択
  • 2010年:満月の恵みを込めた「月子 満月化粧水」が誕生し、販売を開始

畑を始めてから最初の化粧水が届くまで、およそ3年かかっています。

月の巡りに耳を傾け、大地とともに育てる

月子のヘチマは、農薬も肥料も使わずに育てています。太陽暦だけでなく、月の満ち欠けに寄り添う農暦に耳を傾け、種まきから栽培、採水まで、月の巡りに合わせて農作業を行っています。

その栽培と採水を支えているのは、地元の福祉事業所のメンバーや社会福祉協議会の利用者の方々、そして月子を愛用してくださる方々など、たくさんの人たちです。

採水の日、畑で作業するたくさんの人たち

夏の厳しい暑さの中の畑仕事や、秋の採水の日には、自然と多くの人が集まります。作業の前には神社にお参りし、「がんばって成長したね」とヘチマに声をかけながら、和やかな雰囲気の中で作業が進みます。人と人、人と自然がつながる、月子ならではの温かな時間です。

秋の満月、一昼夜だけの採水

古くから、月の満ち欠けは地球の水の動きや植物の営みと深く関わると考えられてきました。月子では、そうした月の巡りを大切にしながら、ヘチマの栽培と採水を行っています。

一般的なヘチマ水の採水は2〜3日かけて行われますが、月子では、那須の大地で育ったヘチマから、秋の満月の日、一昼夜だけ採水します。

  1. 地上から約70〜80cmのところでヘチマの茎を切る
  2. 切り口を、光をさえぎる専用のパウチに入れる
  3. 根から吸い上げられた水を、一昼夜かけて丁寧に集める

ヘチマの茎につないだ遮光パウチ

ヘチマが大地から吸い上げた水を、茎から直接いただく採水方法です。だからこそ、ヘチマが育つ土の清らかさが何よりも大切です。豊かな大地と健やかな植物があってこそ、月子のヘチマ水は生まれます。

自然からの贈り物を、肌へ

月の巡り、大地の恵み、そして植物の生命力。たくさんの人の手と想いに支えられながら、一年に一度だけいただくヘチマ水です。

その恵みを、きめ細かなミストにして肌へ届けるのが「満月化粧水」です。たっぷり使いたい方には、500mLの詰替用もご用意しています。

採れたヘチマ水を布でこすところ

大量生産はできません。けれども、自然の営みに寄り添い、日本に古くから伝わるヘチマ水の文化と、その価値を未来へとつないでいきたい。それが、月子の変わらない想いです。

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